コロナ禍を踏まえ、荷主が考える今後注力すべきサプライチェーン上の課題

物流トピック

野村総研の調査において、荷主企業のSCM担当者約300名のうち、4割以上が「ITインフラの強化」を課題としてあげています。その内訳を聞いたのが下の表です。
上位3つのうち2つは物流にも関係があります。「電子タグなどのIoTを活用したサプライチェーンの可視化」では、在庫がどこにあるか、どこに送るかといった物流過程での「実態」をデータとして見たいというニーズが読み取れます。
ロボットなどを使った工場・倉庫の省人化・無人化」は、物流の処理能力や安定した品質を確保することに荷主が不安を覚えていることがわかります。荷主から要望があった際、より適切な対応ができるよう、このような荷主のニーズも踏まえみてください。