ドライバー不足はさらに拡大するおそれ

物流トピック

鉄道貨物協会は、ドライバー不足は今後、さらに拡大するという予測を発表しました。

上のグラフは、同協会の2014年発表資料と2019年6月発表資料のデータを合わせて表示したものです。
青い棒グラフは2014年発表のもの。こちらをご覧頂くと、ドライバー供給量は今より減少しているものの、需要のほうも減っていて、ドライバー不足は2030年度で「8万人程度」という予測でした。

ところが最新の調査では、需要量は増加に転じ、供給量は減少傾向のままで、大幅なドライバー不足が予測されました。2028年度には28万人が不足するとされています。これは、需要に対する76%の供給でしかありません。

ドライバーを確保し続ける能力が、運送事業者にとって非常に重要になっていくと思われます。