業務に優先順位をつける~作業キャパが不足する非常時に備える~

物流トピック

コロナウィルスの影響でスムーズな事業継続が阻害されています。
必要な人員、車両が用意できない場合を想定しておく必要があります。

必ず継続させるべき業務」、「非常時には省いてもよい業務」を区別しておきましょう。
「商品Aの供給は必ず継続」のように、「業務」または「商品」により、優先順位をつけるべき可能性があります。荷主と事前に協議し、対応を考えておきましょう。

以下のような方法により、少ない人員でできるよう業務を省力化することも考えられます。

  • 配送ロットを大きくする(発注単位を1ケースからでなく「〇ケース以上」に絞る)
  • 配送日を絞る(毎日でなく週に2~3回にする)
  • 配送リードタイムを1日伸ばす
  • 届け先の納品可能時間帯に幅を持たせてもらう
  • 付帯業務を中止する(流通加工、小分け、特別な書類)
  • 「売上A商品」と「届け先との関係上、欠品させてはいけない商品」のみを動かす
  • ロット№、使用期限・賞味期限日付の逆転を容認してもらう
  • 箱潰れ、荷擦れ等について納品条件を緩和してもらう
  • 届け先に一時的に多めに在庫を持ってもらう。届け先近隣に在庫拠点を置く