脱路線+「リードタイム+1(プラスワン)」

物流トピック

ご存知のとおりドライバー不⾜により、荷主の⽅々は、
安定した納品体制を築くのに苦労されています。
なかでも路線便を活⽤されていた⽅々は、運賃高騰残荷に悩まされています。

ある荷主に聞いたところ、
「運賃高騰は許容するしかない。本当に困るのは届かないこと」とのこと。
現在、路線便では確実に届かないリスクが非常に高まっているのです。

解決策は共同配送
しかありません。

路線でお困りの荷主がおられたら、丸協が持つ共同配送ネットワークに載せられないか、
ぜひ考えてみてください。

これまでと同じ納品条件では載せられない可能性もあります。
そのときは、もうひとつの最近のキーワード「リードタイム+1(プラスワン)」を考えてみてください。

大手食品メーカーの中には、これまで「翌日納品」していたのを「翌々日納品」に
切替を進めている企業もあります。
これにより、倉庫内作業、配送の両⽅から無駄をなくし、持続可能な物流を⾏おうとしているのです。
今号で紹介した富永貿易さんも基本的に「翌々日納品」を守って
こられたそうです。

今後、トラック不⾜が深刻化といった状況変化により、あっという間に「翌々⽇納品が主流」
となる可能性があります。翌々⽇納品で荷主が困ることは何もないからです。