物流トピック

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物流高倒産多発。必要な価格転嫁は行えるよう荷主との関係構築すべし

帝国データバンクによれば、2023年1月の物価高倒産が初の50件に達し、運輸業はそのうち最多で10件。物価高の要因としては、燃料代、原材料、資材等の高騰が指摘されています。 一方、中小企業庁における価格交渉に関わる調査から、トラック運...
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荷主の物流危機・2024年対策は運送事業者の収入減?

きのこ製造販売大手の雪国まいたけは、物流改革に取り組み、車両積載率を7割から9割へアップさせました。35社利用していた委託運送事業者を1社の元請けに集約し、車両台数の調整を任せたことにより、実現したものです。 「輸配送量に応じた最低台...
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次世代物流システムのコンセプト「フィジカルインターネット」とは

ドライバーの待遇を上げる為には運賃値上げが必要です。一方、荷主が物流コストを上げたくないのも当然の欲求です。「フィジカルインターネット」は、これを両立させうるコンセプトとして国際的にも研究されています。 簡単に言うと「モノのインターネ...
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サプライチェーンで取り組む一貫ユニットロードによる時短

サプライチェーンとは「供給連鎖」と訳され、部品メーカーから完成品メーカー、そして小売店へといった、モノができて最終ユーザーの元へ届くまでの流れの一部または全部を指します。運送事業者からみれば、発荷主から着荷主へという流れはサプライチェーンそ...
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全日本トラック協会事業者大会「勇気を持って荷主交渉を」

全日本トラック協会では、10月5日、事業者大会を開催しました。坂本克己会長は「貨物自動車運送事業法の改正、標準的な運賃、燃料サーチャージ制度、燃料価格激変緩和事業の延長など、国や関係省庁、自治体などがトラック業界の重要性を理解し応援してくれ...
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2022国際物流総合展、キーワードは「ロボットとAGVの融合」

東京では4年ぶりとなる、2022国際物流総合展に行って来ました。(9/13~16、於 東京ビッグサイト)自動化、ロボティクスがまさに花盛りですが、以前に比べてコンベアや自動倉庫を配した大掛かりな展示は少なくなり、フリースペースに作業台とロボ...
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「作業は人」でも高度なDXは可能

競合する同じ業界4社の物流の責任者が一堂に会し、各社の物流の仕組みを比較しながら紹介するという、面白いテレビ番組※がありました。登場したのは、ネットスーパーの「Amazon Fresh」「楽天西友」「イトーヨーカドー」「イオン」の4社です。...
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国土交通省、公正取引委員会、厚生労働省が荷主対策に取り組む

「荷主対策」とは、荷主によるトラック運送事業者の法令違反を起こさせる行為や、荷主という強い立場を利用しての不適正な取引をやめさせるためのものです。 本来、運送事業者が荷主に対して直接申し入れ、交渉すべきとも言えるのですが、力関係もあっ...
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”丸投げ”されていますか?

2022年6月号のロジビズは「脱・丸投げ」特集です。多くの荷主企業が物流を ”丸投げ” していたことを反省し、何とかせねばと考えている、あるいは、「このままでよいか考えましょう」というロジビズのメッセージです。物流危機が現実的に近づいてきた...
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2024年問題を踏まえ、持続可能な物流を

2024年4月より、トラックドライバーの時間外労働について、罰則付き上限規則が始まります。丸協運輸では対策は完了していると聞いていますが、これはかなり先進的状態です。先日、物流事業者の集まる講習会では9割の参加者が「2024年問題対応に不安...