Withコロナ時代に期待される物流

物流トピック

コロナ騒動の行方はまだ定まらず、経済・社会は大きく変化しています。コロナ禍が収まった後も完全に元の世界には戻らないでしょう。

物流は自粛時のニーズから宅配需要が伸び、企業活動の休止の影響から企業間物流は減少しました。今後、企業間物流は元に戻ることが期待されますが、日本および世界全体として経済活動が縮小することが予想され、物量は業種によっては落ち込むでしょう。
衣料品や化粧品の販売は縮小していますが、スポーツ用品は拡大が見込まれるなど、様々な変化が見込まれています。健康・医療に関わる物流は堅調と言えるでしょう。

物流の現場には大きな変化が起こる可能性があります。というのも「労働集約型」と言ってたくさんの人を使っていては、感染リスクが抑えられないからです。「ウィルスフリー物流」を実現するために最も有効なのは「無人物流」です。もちろん、いきなり無人にはできません。近づけていくための工夫として、タッチレスペーパーレスキャッシュレス等があり、物流の現場のみならずオフィスでも、感染リスクを減らすのと同時に作業効率化にもつながります。

このようなレスを実現するためには、実はデジタル化が必須です。受注情報やドライバーへの指示など、紙に書かれた情報をもとに作業しているような現場があれば、デジタル化を見据えた改善を検討してみてはいかがでしょうか。劇的な改善の可能性が出てきます。