「ノーコードツール」とは?

物流トピック

聞き慣れない言葉だと思いますが、誰でも簡単に情報システムを開発できるツールのことで、いま注目を集めつつあります。従来、システム開発には “コーディング”が必要でした。下の図はその一例です。これを習得せよと言われてもなかなか難しいかと思います。

「ノーコードツール」ならば、このような知識がなくても、ドラッグ&ドロップのような直感的な操作のみで情報システムが作れてしまうのです。先月号で紹介した京セラの事例もこのツールを使ったものです。米国では、2024年までに企業の業務アプリの65%がノーコードによって開発されると言われています。

ノーコードツールにより開発できるシステムは業務の自動化、ウェブサイト構築など多様です。これまでアナログで行われていたものでもデジタル化すれば管理レベルが飛躍的に上がります。

配送日報や棚卸、商品の毀損状況の管理等、日々繰り返される業務、毎月発生する面倒な業務等、身近なところでノーコードツールが活用できるかもしれません。

 

 

※湯浅コンサルティング作成