(写真左から湯浅社長、渡部社長)
「物流危機」が盛んに言われています。
今後、物流はどうなるのか? 物流事業者はどうあるべきか?
渡部社長がかねてより敬愛しているという湯浅和夫氏との対談により、
丸協は今後どうあるべきか方向性を探ります。
社長
湯浅先生は最近、物流危機に関わる本を出されましたが(「物流危機の正体とその未来」)、今後、物流はどうなっていくと考えておられますか?
湯浅社長
正しい方向に行くと思っています。つまり、徹底的にムダを排除した姿です。
先進的な荷主は既に行動を開始しており、
例えば納品リードタイムを1日延ばすことで、倉庫側の作業のムラの排除、配送車両の積載率低下というムダの排除を行っています。
社長
物流事業者はどうあるべきでしょうか?
湯浅社長
作業者・ドライバーを確保し、確実な物流業務を提供し続けるというのがミッションになります。
コンプライアンスを遵守することがこれまで以上に重要になります。
人の確保に関わるコストは増大しますが、運賃値上げも行いつつ、社内で適正に収入を配分することが重要です。
足を持つ事業者の価値が高まりますね。
社長
湯浅先生の著書に「物流は美しくなければならない」という言葉がありました。
湯浅社長
無駄のない美しい姿が追求される時代が来たと感じています。
次号に続きます!